家は、完成した瞬間から静かに動き始めます。
季節の移ろい、湿気や温度の変化、そして人の暮らしによって、少しずつ呼吸を続ける――
それが「生きている家」です。

壁紙の剥がれや隙間、わずかな浮きやくすみも、ただの劣化ではありません。
それは、家がこれまで積み重ねてきた時間と、今の状態を伝えるサインでもあります。

INTERIOR rが考える壁紙貼り替えは、単に新しくするための作業ではなく、
家と対話し、空間に新たな息吹を与える“再生の仕事”です。
光の入り方、壁の癖、暮らしのリズム――
それらを丁寧に読み取りながら、その家本来の魅力を引き出していきます。

住まいを一度リセットするのではなく、
これまでの時間を受け継ぎ、これからの暮らしへとつなぐ。
そんな“生きた空間づくり”を、私たちは壁紙貼り替えを通して実践しています。

壁紙貼り替えは“新たな息吹”を与える仕事

壁紙が変わるだけで暮らしの表情が変わる

壁紙を貼り替えると、部屋の印象は想像以上に変わります。それは単に色や柄が変わるからではありません。
壁紙は光を受け止め、反射し、影をつくり、空間の表情そのものを形づくる存在だからです。くすんだ壁紙の部屋では、同じ照明でも暗く感じ、どこか重たい空気が漂います。

一方、新しい壁紙に替えると、光が柔らかく広がり、影の輪郭も穏やかになります。その変化は視覚だけでなく、気分や行動にも影響を与えます。

「家に帰るとホッとする」「部屋にいる時間が心地いい」——そんな感覚が自然と生まれるのです。壁紙貼り替えは、空間に新しい息を吹き込み、暮らしの表情をそっと整える仕事だと、INTERIOR rは考えています。

古い壁紙のくすみは「家の歴史」でもある

長年使われた壁紙のくすみや小さな傷は、単なる劣化ではありません。そこには家族が過ごしてきた時間、日常の積み重ねが刻まれています。

だからこそINTERIOR rでは、古い壁紙を「ただ取り除くもの」とは考えません。

これまでの暮らしを否定するのではなく、きちんと受け止めたうえで、新しい空気へとつなげていくことを大切にしています。どんな光が入る家なのか、どんな時間を過ごしてきたのか。その背景を汲み取りながら貼り替えることで、新しい壁紙は空間に自然になじみ、違和感のない“次の章”をつくり出します。

壁紙貼り替えとは、家の歴史を尊重しながら未来へつなぐ、静かな更新作業なのです。

貼り替えは“リセット”ではなく“再生”

壁紙貼り替えというと、「一度すべてをリセットする作業」と思われがちです。

しかしINTERIOR rが目指しているのは、真っ白に戻すことではありません。

家が本来持っている魅力や空気感を見極め、それを引き出す“再生”の貼り替えです。たとえば、もともと落ち着いた光が入る家なら、その良さを活かす色味や質感を選ぶ。逆に暗さが気になる空間なら、光を補う工夫を施す。

ただ新しい壁紙を貼るのではなく、「この家には何が似合うのか」を考え続けることが、結果として長く愛される空間につながります。

貼り替えは終わりではなく、家がもう一度息を整えるための大切な工程なのです。

家は生きている。だからこそ施工にも“対話”が必要

湿気・温度・季節…家の呼吸を読む

家は完成した瞬間から、少しずつ動き続けています。気温や湿度、季節の変化によって膨張・収縮を繰り返し、それが壁紙の隙間や浮きとして現れることもあります。
こうした症状を「施工不良」と一括りにするのではなく、「家の呼吸」として読み取ることが重要です。

INTERIOR rでは、施工前の段階で室内の湿気、風の通り、季節ごとの癖まで確認し、今その家がどんな状態にあるのかを見極めます。この“読み取り”ができなければ、どんなに良い材料を使っても、長持ちする施工にはなりません。

家は生きている——その前提に立つことが、正しい施工の第一歩です。

家の状態に合わせた“可変的な施工”

壁紙施工は、決まった手順をなぞるだけの作業ではありません。家ごとに壁の状態は異なり、下地の強さ、湿気の含み方、これまでの施工履歴も違います。

INTERIOR rでは、糊の配合ひとつ、下地補修の深さひとつを現場ごとに調整します。

たとえば湿気を含みやすい壁には吸着性を考慮した施工を、動きやすい箇所には将来を見越した処理を行います。この“可変的な施工”こそが、見た目の美しさだけでなく、数年後も安定した状態を保つための鍵です。

マニュアル通りではないからこそ、家に合った答えが導き出されます。

家との対話が長持ち施工につながる

施工中も、INTERIOR rは家と対話するように作業を進めます。壁の反応、糊のなじみ方、クロスの張り具合——それらを一つひとつ確認しながら、微調整を重ねていきます。機械的にスピードを優先すれば、短時間で終えることはできます。

しかし、それでは家の個性に寄り添った仕上がりにはなりません。生き物を扱うように丁寧に向き合うことで、壁紙は空間に自然に馴染み、結果として長持ちします。対話を重ねた施工は、時間が経つほどに差となって現れるのです。

職人の手から生まれる“生きた空間”

細部へのこだわりが空間の質を決める

壁紙施工の質は、遠目では分からない細部に現れます。
角の納まり、継ぎ目のライン、端部の処理——こうした部分こそ、空間の完成度を左右します。

INTERIOR rの職人は、目立たない場所ほど手を抜きません。なぜなら、細部が整っている空間は、無意識のうちに「心地よい」と感じられるからです。

逆にわずかなズレや違和感は、時間が経つほど気になってしまいます。細部へのこだわりは、住む人の満足度を静かに、しかし確実に高めていきます。

光や家具まで計算した空間づくり

壁紙は単体で存在するものではありません。家具、照明、カーテン、そして時間帯ごとの光と組み合わさって、初めて空間になります。

INTERIOR rでは、昼と夜でどう見えるか、家具が入ったときにどう調和するかまで考えたうえで施工を行います。

朝の柔らかな光、夕方の陰影、夜の照明——それぞれの表情を想定しながら仕上げることで、空間は“動き”を持ちます。
時間とともに表情を変える空間は、暮らしに奥行きを与えてくれます。

ただ貼るのではなく“仕立てる”

INTERIOR rの仕事は、壁紙を「貼る」ことではありません。

布を仕立てるように、空間に合わせて壁紙を整えることです。素材の癖を読み、張力を調整し、最も美しく見える状態に仕上げる。

その積み重ねが、空間を一枚の作品として完成させます。大量生産では生まれない、手仕事ならではの質感と安心感。それが“生きた空間”を支えています。

桐生市で“生きた空間”をつくるINTERIOR r

地域に根ざした、距離の近い仕事

INTERIOR rは桐生市を拠点に、地域の住まいと向き合ってきました。すぐに相談でき、顔が見える距離感だからこそ、細かな要望や不安にも対応できます。距離の近さは、仕事の丁寧さにつながります。

技術と感性を兼ね備えた職人チーム

確かな施工技術に加え、空間を見る感性を持つ職人が揃っていること。それがINTERIOR rの強みです。施工でありながら、デザインの視点を忘れない仕事を大切にしています。

壁紙・床・窓まわりまでトータルサポート

壁だけでなく、床や窓まわりまで含めて空間を一体として考えることで、住まいはより完成度を増します。部分ではなく全体を見る。それがINTERIOR rのスタンスです。

まとめ

壁紙貼り替えは、家に新たな息吹を与える仕事です。
家を生き物として捉え、対話し、仕立て直すことで、空間は再び息づきます。
INTERIOR rは、これからも“生きた空間づくり”を通して、暮らしの質を高めていきます。